京都金属工芸協同組合

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匠の技インデックス 彫金 鋳金 鍛金 着色仕上げ 七宝 布目象嵌


鍛金

鍛金とは、板や塊、棒などを打ち延べて成形する技法です。打ち鍛えることで金属の組織が密になるため、固く、軽く、腐食に強いものが作れる長所があります。作品に部分的に厚く薄くすることも出来ます。
鍛金


金属にはほぼ、打ち延べたり曲げたり、加工すると硬くなる性質があります。これを無理に力を加えつづければ素材に疲労が起こり、亀裂が入ります。それを防ぐために、「焼き鈍し(やきなまし)」をして素材を柔らかくします。焼き鈍しを加えると柔軟が回復し、粘りけが増します。打ち−鈍し−打ち−鈍し…を何度も何度も繰り返します。 鍛金


一般に固い印象のある金属ですが、実際には適度に柔らかく粘りがあります。その粘りを最大限に利用するのが鍛金の見所です。例えば、四角い板から丸い板へ切らずに成形したり、球状の塊から碗状、筒状、中空の球を作ったりすることも可能です。粘土を連想して頂ければ成形工程が判り易いでしょう。 鍛金


打ち出し方や延べ方、絞り方の成形方法により、いくつかに分類することが出来ます。
「打ち延べ」、「くぼめ」、「しぼり」など…。


打ち延べ くぼめ しぼり
打ち延べ くぼめ しぼり


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